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ESDや環境教育を担当されている先生方をはじめ、SDGs、エネルギー・環境問題にご関心をお持ち先生方はぜひご参加ください。

 


J-POWER主催「エコ×エネ体験プロジェクト」

マシンガンズ滝沢秀一さんから学ぶ

「ゴミから考えるSDGs」

~自分の生活から出来ることを考えよう~

 

マシンガンズ滝沢清掃員

開催日時:
2022年1月26日(水)19:00~21:30

 

対象:小学校・中学校・高等学校の先生
ツール:Zoom

(※カメラ・マイクを使用します。)

募集人数:40名(先着)
参加費:無料

※インターネット接続にともなう料金は各自でご負担ください。



お笑い芸人として活躍する傍ら、ゴミ清掃員として働く滝沢さんから、ゴミ収集の日常から見えてくる社会課題や食品ロス、SDGsについて、楽しく・真面目にお話いただきます。
実際に滝沢さんの講演会を小学校で実施し、その後も取り組みを続けている先生からの実践事例も紹介します。
自分の生活から出来ることや、授業に活かせるヒントを、全国の先生方と一緒に考えてみませんか?

【おもなコンテンツ】


■滝沢さんのワークショップ
ゴミ収集の日常から見えてくる社会課題や、食品ロス、SDGsについてお話いただきます。

■学校現場からの事例紹介
滝沢さんの講演会を実施した杉並区立西田小学校の秦さやか先生が実践事例を紹介します。

■エネルギー・環境問題の最新動向
第六次エネルギー基本計画や、COP26などを踏まえたエネルギーに関する最新情報や、カーボンニュートラルにむけたJ-POWERの取り組みについて分かりやすくお話しします。滝沢さんや、皆さんからの疑問質問にもお答えしていきます。

■校種や地域を超えた先生方とのグループセッション
ゴミ問題や、エネルギー、環境について“自分の生活で出来ること”を参加者と一緒に考えます。


【ご準備いただくもの】

■ カメラ・マイクが使用出来るパソコンまたはタブレット(対話セッションがあるため、パソコンまたはタブレットでの参加を推奨します。)
■ 通信環境(オンライン会議システム「Zoom」が使用可能な環境)
■ A4サイズ程度の紙と太めの筆記用具
■ お茶などをご用意いただきリラックスしてご参加ください。


【タイムテーブル(予定)】

18:50~19:00 ガイダンス(通信状況確認)
19:00~20:00 滝沢秀一さんによるワークショップ
20:00~20:10 小学校での事例紹介(杉並区立西田小学校・秦さやか先生)
20:10~20:35 グループセッション・全体共有
20:40~21:25 エネルギー・環境問題の最新動向やJ-POWERの取り組みと滝沢さん・秦先生を交えた質疑応答


 

■エコ×エネ体験プロジェクトとは・・・

J-POWERグループが「エネルギーと環境の共生」をめざして取り組んでいる社会貢献の活動です。

人々の心豊かな暮らしは、エネルギーと自然環境に支えられています。限りあるエネルギー資源と自然の恵みを有効に活用し、社会が持続可能な発展を遂げていくためには、エネルギーと自然環境を相反する存在ではなく“つながり”として捉え、どちらも大切にする心と技術を育てることが必要だと考えています。先生方むけのプログラムは2018年から実施しています。

 
■昨年度の様子はこちら・・・

昨年度のオンラインワークショップの様子は下記からご覧頂けます。

先生方のためのオンラインワークショップ_2021/1/29

 
■講師紹介:マシンガンズ 滝沢秀一氏

経歴 1976年生まれ。東京都出身。1998年 西堀 亮とお笑いコンビ「マシンガンズ」を結成。

お笑いコンビ「マシンガンズ」として活動の傍ら、定収入を得るためにゴミ収集会社に就職。ゴミ清掃員としての日常から見えてくる格差社会やゴミ問題、ゴミ清掃業界の優れた人材など、清掃員の日常を綴ったツイートが人気を集める。講演では、お笑い芸人がゴミ清掃を始めてたどりついた“ゴミ学”を語り尽くす。2020年10月に環境省「サステナビリティ広報大使」に就任


■申込期限:2022年1月20日(木)※定員になり次第締め切りますのでお早めにお申し込み下さい。

■印刷用のチラシはこちらから → ecoeneonline2021

■ご不明な点、オンラインに関するご相談等ございましたら、お気軽に下記までご連絡ください。

「エコ×エネ体験プロジェクト・オンラインワークショップ」係(プラスエム内)

電話:03-6222-4813

ecoene★plus-m.co.jp ※メール送信時には「★」を「@」に置き換えてください。

パナソニックセンター東京では、このたび全国連合小学校長会・全日本中学校長会・
全国造形教育連盟後援のもと、

Teachers‘セミナースペシャル アケルエ体験

を開催します。
先着順となりますので、お早めにお申し込みください。

■Teachers‘セミナースペシャル アケルエ体験

詳細とお申込はこちら

■『アケルエ(AkeruE)』 とは
https://www.panasonic.com/jp/corporate/center-tokyo/akerue.html

プラスエムは10月24日にパナソニックセンター東京で開催される
「AkeruE 教員対象体験セミナー」(後日、紹介します)の運営を担当します。

同セミナーには、國學院大學 人間開発学部初等教育学科 田村学教授をお招きし、「総合的な学習の時間とSTEAM教育 -総合的な探究の時間の充実の観点から-」をテーマにご講演をお願いしています。

その田村教授から2冊の教育書が上梓されましたので紹介します。
1冊は、田村先生の徹底解説で「学習評価」がよくわかる『学習評価』
もう1冊は生活科・総合学習そして探究がつくる令和の学校教育がよく理解できる『学習指導要領の未来』です。

プラスエムからもお勧めの2冊です。

『学習評価』 の詳細はこちら

『学習指導要領の未来チラシ』の詳細はこちら

「8月17日(火)~20日(金)インテックス大阪で「下水道展‘21大阪」が開催されます。

その中で開催する「みらい研究発表大会」は、水辺、水環境のことや下水道に関連することついて研究した事、活動している事など発表することができます。

こどもから大人まで、グループでも個人でも参加できます。今回は、”当日会場で直接発表”、”事前に撮影した動画での発表”どちらでもOKです。ぜひお気軽にご参加ください。

詳細は下記の通りです。

スイスイ下水道研究所 みらい研究発表大会 参加募集のご案内

 

女性の健康教育推進プロジェクト『かがやきスクール』

教員対象オンラインセミナー 多数のお申し込み、ありがとうございました。 

女性の健康教育推進プロジェクトでは、全国の中学校/高等学校で健康教育にご興味のある教職員を対象に「教員対象オンラインセミナー」を企画し募集しました。当初参加定員を50名程度と予想していましたが、なんと1,000名程のお申し込みがありました。多数のお申し込み、ありがとうございました。

申込締切後もたくさんの問合せをいただいていますが、録画データをかがやきスクールのホームページにアップロード予定ですのでそちらをご参照くださいますようお願いします。

【実施日時】2021年7月29日(木)

【動画公開】2021年9月初旬予定

【ホームページ】https://www.pharma.bayer.jp/ja/kagayaki-school

今年も『住みよい地球』全国小学生作文コンクール2021の作品募集が始まりました。

岩谷産業(株)主催・文部科学省・環境省・全国連合小学校長会ほか後援による、小学生対象の作文コンクールです。
今年で12回目の募集。小学生ならだれでも応募でき、海外の日本人学校の子どもたちからの作品も大歓迎されています。

締め切りは10月1日です。
応募者全員にすてきな記念品をプレゼントします。ご応募お待ちしています!

詳しくはこちらをご覧下さい。
「住みよい地球」全国小学生作文コンクール

ESDや環境教育を担当されている先生方をはじめ、SDGS、エネルギー・環境問題にご関心をお持ち先生方はぜひご参加ください。

 

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J-POWER主催
先生方のための「エコ×エネ体験プログラム2021」火力編@オンライン


~エネルギーの今を通して課題発見と探究の授業について考える~

 

開催日時:2021年8月4日(水)9時~17
対 象:小学校・中学校・高等学校の先生
ツール:ZOOM(※カメラはオンにしてご参加ください。)
募集人数:30名(先着)
参加費:無料 ※インターネット接続にともなう料金は各自でご負担ください。

電源開発株式会社(J-POWER)では、「エネルギーと環境の共生」をコンセプトに、先生方を対象とした「エコ×エネ体験プロジェクト」を開催してきました。今年度はオンラインで実施します。
ドクターの「電気実験」、火力発電所のバーチャル見学ツアー、ゲーム「エネルギー大臣になろう!」等を体験しながら、全国の先生方と一緒にエネルギーと環境について考えてみませんか?

★過去のプログラムの様子や、参加者コメントはこちらから!
先生むけ 火力編@磯子

【今回のポイント】
■世界最高水準の環境負荷低減とエネルギー効率を誇る石炭火力発電所を360度映像で体感できます。

 

 「問題発見・解決能力」等の育成に不可欠な「多面的な考え方」を養うゲーム「エネルギー大臣になろう!」エネルギーの安定供給と環境保全、経済のバランスについて考えます。

 

「エネルギーと環境のなぜ?」を参加者間で共有し、J-POWER社員と一緒に考える場を提供します。

 

さまざまな地方や校種の先生方と一緒に行うグループワークを通じ、授業づくりのヒントを得ることができます。

【ご準備いただくもの】
■ カメラ・マイクが使用出来るパソコンまたはタブレット(対話セッションがあるため、パソコンまたはタブレットでの参加を推奨します。)
■ 通信環境(オンライン会議システム「ZOOM」が使用可能な環境)
■ 当日使用する資料を、事前に郵送いたします。

 ■プログラムの詳細はこちらから → エコ×エネ体験プログラム募集チラシ

 

【主催】電源開発株式会社(J-POWER)
【後援】全国市町村教育委員会連合会/全国小学校社会科研究協議会/全国小学校理科研究協議会/全国小学校生活科・総合的な学習教育研究協議会/全国小中学校環境教育研究会
【プログラム】 サイエンスカクテル・髙倉環境研究所
【運営事務局】株式会社プラスエム

■ご不明な点、オンラインに関するご相談等ございましたら、お気軽に下記までご連絡ください。

「エコ×エネ体験プログラム教師編」係(プラスエム内)
電話:03-6222-5250

ecoene★plus-m.co.jp ※メール送信時には「★」を「@」に置き換えてください。

全国の教員対象に「教育のICT化やコロナ禍における学校の現状に関するアンケート調査」を実施したところ、たくさんの回答をいただいたことはすでにご報告の通りです。
設問には自由記述を求める箇所がありましたが、先生方の貴重なご意見ご感想をたくさんいただきました。

このたび、そのすべての記述を掲載いたしました。
GIGAスクール構想が前倒しとなり、ICT教材を活用した学習がすでに全国に学校で実践されています。
そうした状況の中、本調査結果は学校教育支援活動に関心を持つ企業団体にとって、必ずやご参考になるものと確信いたします。
ぜひご活用ください。

アンケート調査結果バナー

 

「かがやきスクール」では、2014年から主に高校生を対象に、女性の健康をテーマにした婦人科医による出張授業を実施しています。

この度、健康教育にご関心のある先生方を対象に、「教員対象オンラインセミナー」を開催します。
第1部では、メディアなどでもご活躍中の産婦人科医:宋美玄先生によるご講演、
第2部では、高校の保健体育、養護の先生による健康教育実践事例紹介を行います。

ご参加には事前申込が必要です。

校種、教科に関わらず、どなたでもご参加いただけますのでぜひお気軽にお申込ください。

■開催日時:2021年7月29日(木)14:00~15:50

*Zoom使用
*スマートフォンからも参加可能
*カメラ・マイクはオフ
*途中参加・退出可能

■詳細はこちら
オンラインセミナーチラシ

■参加申込はWEBからも可能です
お申込画面

 「Quality Education (良質な教育をみんなに)」をテーマにし、住友商事が実施する高等学校向けキャリア教育支援プログラム「Mirai School」
 様々な分野で働く住友商事グループの社員が複数名で学校に伺い、生徒の皆さんがキャリアを考えるきっかけとなるような授業を行います。

 今年度の実施校の募集が始まりました。実施数に限りがございますので、ぜひお早めにお申し込みください。
 詳しくは事務局までお問い合わせください。

 Mirai School事務局
 電話:03-6222-5251  mirai★plus-m.co.jp (★を@に変更してください)

プラスエムでは、特定非営利活動法人エコテクみらい研究所との共催で「教育のICT化やコロナ禍における学校の現状について」全国の先生方にアンケート調査を実施しましたが、このほどその集計結果がまとまりました。

『教育情報』⇒『教員アンケート結果』⇒『教育のICT化やコロナ禍における学校の現状について』先生方へのアンケート調査結果』でご覧ください。

「教育のICT化やコロナ禍における学校の現状について」調査結果

<アンケートの目的>
NPO法人エコテクみらい研究所とプラスエムでは、2021年1月下旬から2月下旬にかけて、「教育のICT化やコロナ禍における学校の現状に関するアンケート調査」を実施いたしました。この調査は、急速に進む学校ICT化やコロナ禍において学校の現状はどのようになっているのか、日々子どもたちと向き合う先生方は現在の状況をどのように感じておられるのか、その本音をお聞きして企業や団体が行う学校への支援活動に反映させることを目的に実施したものです。

<調査の概要>
○調査対象   全国の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の教員
○調査方法   全国の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校のうち、無作為に抽出した3000校にアンケート用紙を郵送、またはメール送信。回収はFAXまたはメール。
○調査期間   2021年1月末~2月末
○回答者数   254名(回収率約8.5%)
○調査実施   特定非営利活動法人エコテクみらい研究所、プラスエム

【特記】調査は無記名を原則としたが、回答者の87%(221人)が校名・氏名を記載。
*アンケート調査票はこちら(PDF)教員アンケート調査票

*アンケート調査結果はこちらからご覧いただけます。(PDF)

教育のICT化やコロナ禍における学校の現状に関するアンケート詳細調査結果

 


<調査結果>

※「すべて複数回答可」としました。

Q1.回答者の学校区分と職位
全体の回答数は254件で、校種別では小学校71校、中学校105校、高校68校、特別支援学校他10校。
回答者の職位は、「副校長・教頭」(95人)、が最も多く、以下、「教諭」(85人)、「主幹教諭」(65人)等。

【特記】
通常学校を対象としたアンケートでは、「教諭」「主幹教諭」が主な回答者となりますが、本件に限っては「副校長・教頭」が最も多く回答を寄せてくれました。このことから、「主幹教諭」も含め(160人64%)、管理職による学校全体としての、より信頼性の高い回答をいただくことができたと判断します。


Q2.昨年は新型コロナ感染拡大により休校の時期があり、その後も感染防止対策に追われ大変なご苦労があったと思います。具体的にどのような影響があったでしょうか。

「夏冬の休みが短くなった(209校、82%)」が最も多く、続いて「運動会などの学校行事が中止になった(187校、74%)」、「教員の負荷が増えた(166校、65%)」の順でした。ちなみに「あまり影響はなかった」という回答はゼロでした。

【特記】
選択肢は多岐に渡りますが、どの回答にも共通するのは先生方の負荷が大きかったことではないかと考えられます。「その他」の記述に、「ICTに詳しい教員に負担が集中した」という回答がありますが、「教員の負荷が増えた」の65%には、自分自身のこととしては回答しにくい方の姿が見え隠れします。


Q3.コロナ禍による困難を抱えた学校教育の中で、企業団体が支援させていただくとしたらどのようなことを希望されますか?

「リモートで活用できる教材提供(190校、75%)」、「リモートでの施設(職場)見学または動画の提供(122校、48%)」、「リモートでの講師派遣授業(119校、46%)」となっていました。「リモートではなく実際の講師派遣や施設(職場)見学など(99校、39%)」、「作品募集など学習成果発表の場(92校、36%)」がその後に続いています。

【特記】
企業団体に対するニーズとして、リモートを前提とした教材(動画も含む)提供を求める意見が多い一方、リモートではなく実際の講師派遣や施設(職場)見学なども求めています。コロナ禍により、ある程度長期に渡りリモートでの学習を覚悟するものの、先生方はやはり教育の基本である対面での学習を希望しているようです。プラスエムに関わりのある講師派遣授業への関心の高さにも注目しました。


Q4.文部科学省が推進するGIGAスクール構想の中で、1人1台端末の普及が始まっています。先生ご自身のお考えをお聞かせください。1人1台端末を具体的にどのように活用できるとお考えですか?

「授業の中で」の活用が(235校、93%)は当然として、「自宅に持ち帰らせる」が(201校、79%)もありました。この設問では、まず1人1台端末を「授業の中だけでの活用」に限るのか「自宅に持ち帰らせる」のかを問いました。端末の活用方法として、自宅に持ち帰らせるかどうかで活用の範囲が大きく違ってくるからです。

【特記】
さまざまなリスクが予想されるにもかかわらず「自宅に持ち帰らせる」が(201校、79%)だったことは注目に値すると思います。具体的な活用例も大変たくさん寄せられました。
例えば、授業の中での活用では、「タブレットを活用して意見交換が容易になり、児童が考える力を伸ばす学習ができる(小学校)」、「机を離しているので板書が見えにくい。タブレットなどでそれをカバーする(中学校)」、「意見発表や集約。確認テストの採点や集計。提出物等で時間を取られなくなる(高校)」、「障害のある子に合わせた形での教材・映像等の提示(特別支援)」などです。
また、自宅に持ち帰らせる場合、「宿題のプリント代わりに(多数)」。「休校になった場合、リモートでの授業参加(小学校)」など、たくさんの活用例のほか、「学校管理の場合、破損・紛失があった時に責任がとれないので持ち帰らせるのは難しい(中学校)」、「紛失・故障の恐れがあるため難しい(高校)」のように、課題を指摘する声もありました。課題はあるでしょうが、それを乗り越えて学習の可能性を広げていきたいというご意見も多数ありました。
※Q4のさまざまな活用例は「詳細調査結果」にまとめています。


Q5. 1人1台端末の活用について、企業団体が支援させていただくとしたらどのようなことを希望されますか?

「学習コンテンツの提供(223校、88%)」「活用方法がわかる資料の提供(160校、63%)」「授業に使える企業サイト情報の提供(127校、50%)」と続きます。「講師派遣(リモート含む)による授業」は(115校、45%)でした。

【特記】
Q3では、コロナ禍の困難な状況での企業団体に対する要望をお聞きしましたが、Q5では1人1台端末の活用についてはどうなのかお聞きしました。その結果、活用方法がわかる資料、授業に使える企業サイト情報などの提供を求めていることが分かり、プラスエムの事業でもある講師派遣などへのニーズが高いことも、Q3と似た結果となりました。


Q6. デジタル教科書やICT機器を活用した授業の促進も大きな関心となっています。 ICT機器の活用についてお聞かせください。どのようなICT機器を活用していますか?

「パソコン」「プロジェクター」「無線LAN」「電子黒板」と続きますが、この設問では、学校の備品として何が準備されているかではなく、何を活用しているのかをお聞きしたものです。選択肢になかった「webカメラ」「書画カメラ」など多彩な機器を使いこなしていることが分かりました。

【特記】
学校にはすでに多彩な機器が準備され、先生方がそれを使いこなしているという状況が分かりました。ただ、それが実態として一部の先生に限られていないか気にかかります。プラスエムが講師派遣授業などで関わる多くの学校でそのようなケースが多々あるからです。
※Q6のICT機器を活用の実態についても「詳細調査結果」の記述からうかがえます。


Q7. ICT機器を具体的にどのように活用していますか?

Q4では1人1台端末を具体的にどのように活用しているかの質問でしたが、Q7ではICT機器を具体的にどのように活用しているか?「授業での補助教材として」または「授業以外の学校行事」に分けて質問しました。その結果、「授業での補助教材として」が(235校、93%)とほとんどの学校が、また「授業以外の学校行事」でも(189校、74%)となりました。さらにそれぞれの場合、具体的に事例を挙げていただきました。

【特記】
ICT機器を具体的にどのように活用しているかの非常にたくさんの具体例を挙げていただきました。主なものとして、授業での補助教材では、「毎時間全クラスで教師間デジタル教科書をプロジェクター提示(小学校)」、「普通教室に1台の電子黒板があるので、パソコンとリンクさせて使っています(中学校)」、「板書代わりに授業内容をプロジェクターで投影。パソコンの画像データをテレビモニターに映すなど(高校)」でした。
また、授業以外の学校行事では「オンライン全校集会、オンライン懇談会。お別れ集会のプレゼン(小学校)」、「パワーポイントでの文化祭発表、保護者向け運動会のリアルタイム配信(中学校)」、「寒い時期の学年集会や、始業式・卒業式等の全校集会(高校))などがありました。

※Q7のさまざまな活用例は「詳細調査結果」にまとめています。


Q8.企業団体がICT機器や教材の活用について支援させていただくとしたらどのようなことを希望されますか?

Q5では、1人1台端末の活用について、企業団体にどのような支援を希望するかお聞きしましたが、Q8ではICT機器や教材の活用についての支援に関する質問です。
「授業に役立つソフトの提供(208校、82%)」、「活用事例集の提供(170校、67%)」、「アドバイザー・授業サポート要員の派遣(127校、50%)」と続きます。

【特記】
企業団体が提供できるソフトや最新情報、またはサポート要員の派遣などが求められています。特に、国からの十分な支援が受けられない分野で、企業団体に対する期待感が大きいことがうかがわれます。


Q9.自由記述
【特記】
「ICTを使いこなすことができれば、子どもたちの学びの質を高められるものもあると思います。新しい機器がどんどん増えることにもちろん不安はありますが、子どもとともに学んでいきたいです(小学校)」、「セキュリティ面、ネットワークの強化など課題が山積みですが、やりながら解決していくしかありません。専門家のノウハウがあれば、解決することも多いと感じています(中学校)」、「教育現場もそうですが、様々な分野においてコロナ禍をいかにして乗り越えるか模索中です。多くの知恵を出し合い、新しい対処の方法を探究していきましょう(高校)」など、むずかしい問題を抱えながらも前向きにとらえている先生方のご意見をたくさん拝見しました。
※Q9「自由記述」にある先生方のナマの声すべてを「詳細調査結果」にまとめました。

 


< 総 括 >

プラスエムが実施する調査では、ふだんからプラスエムと関わりの深い先生方(ネットワークの先生方)を対象としていましたが、今回は全国から無作為に抽出した学校を対象としました。その結果、より学校全体の実態を反映した回答が得られたものと思います。

学校現場は大きな変革期にあります。特に小学校では、新学習指導要領の中で高学年での英語の教科化、プログラミングやアクティブ・ラーニングが取り入れられたことです。また、35人学級への移行により新たに教職員1万人以上を確保する必要があります。

さらに、新型コロナウイルス感染拡大によってもたらされたさまざまな困難。そこに、デジタル教科書やICT教材を活用した授業の促進という変革の波がやってきたわけです。
そんな中、特定非営利活動法人エコテクみらい研究所とプラスエムが行った「教育のICT化やコロナ禍における学校の現状について」のアンケート調査では、困難な時期、お忙しい校務の中でもさまざまな課題と真摯に向き合う先生方の姿を拝見しました。

アンケート調査は無記名での協力をお願いしましたが、なんと87%もの回答者が学校名・氏名を記入してくれたことは何を意味するのか。それは企業団体に対する教育支援への期待度の大きさではないかと思います。ソフトや情報の提供、サポート要員の派遣など、国からの十分な支援が受けられない分野で、企業団体に対する期待感が大きいことが改めて浮き彫りとなりました。

教育支援活動については、教育コーディネーターのニーズがますます大きくなっています。これは、文部科学省・教育委員会でも喫緊の課題となっている「教員の労働時間の短縮」に関わりがあります。先生方の働き過ぎは今や“社会問題”とも言えますが、企業団体の教育支援が、それを助長することがあってはなりません。
そのためにこそ、先生方の負担軽減に寄与する教育コーディネーターの役割がますます重要となります。この調査結果を分析し、また機会あるごとに現場の先生方のご意見をお聞きしながら、教育支援を計画する企業団体のお手伝いができればと考えます。

最後に、アンケート調査にご協力いただいた先生方に深く感謝を申し上げるとともに、心より敬意を表します。

(文責:プラスエム 長岡 稔)

*アンケート調査結果はこちらからご覧いただけます。(PDF)

教育のICT化やコロナ禍における学校の現状に関するアンケート詳細調査結果


 

プラスエムでは「ENEOS童話賞学校事務局」として、創作童話の募集・運営に協力しています。

創作童話募集のご案内は、プラスエムから全国約35,000校の小学校・中学校・高等学校すべてに発送いたしました。

募集ポスターやチラシのほか、国語や道徳などの授業のテキストとして活用できる「童話の書き方」の見本なども同封しています。

今年は、多くの先生方のご要望にお応えして、第51回の最優秀賞作品全文を掲載した、児童・生徒向け応募要項も制作いたしました。

「童話の書き方」などは希望数無料でお届けしますので、ぜひお問い合わせください。また、小学校・中学校向けには、「童話の書き方」のほか、授業に活用できるパワーポイントスライドやティーチャーズガイド、ワークシートなども準備しています。

この取り組みは、ENEOSグループが社会貢献活動の一環として毎年実施しているもので、「心のふれあい」をテーマとした創作童話を、高校生・高専生を含む一般の部、中学生の部、小学生以下の部の3部門を設けて募集するものです。

毎年たくさんの作品が寄せられ、その中から優秀作品を表彰するとともに、一冊の作品集「童話の花束」にまとめています。ご興味のある先生にはぜひお問い合わせください。

なお、高校生・高専生を含む一般の部は、先生方や学校関係者、または保護者のみなさまにもご応募いただけます。ぜひ奮ってご応募ください。

 

◇ENEOS童話賞についての詳細は「童話の花束」ホームページへ。

https://www.hd.eneos.co.jp/hanataba/awards/new/entry/

女性の健康教育推進プロジェクト『かがやきスクール』の2021年度実施校募集を開始しました。

婦人科医による出張授業(またはオンライン授業)および教員による授業(指導)の実施サポートを希望する学校を募集します。

オンライン授業を実施するためのノートPCとモバイルWi-Fiの無料貸出しも昨年度に引き続き実施いたします。

詳細は、かがやきスクールWEBサイトにてご確認ください。(教材の無料ダウンロードも可能です)

https://www.pharma.bayer.jp/ja/kagayaki-school

 

お問合せまたはお申し込みは下記までお願いします。

kagayaki@plus-m.co.jp

 

かがやきスクール(https://www.kagayaki-school.jp/) は、2014年にバイエル薬品株式会社の社会貢献活動の⼀環としてスタートしました。現在は、複数企業で運営する”⼥性の健康教育推進プロジェクト”が主催しており、プラスエムはその事務局として運営に関わっています。このプログラムは、自身が望む⼈⽣設計やキャリアプランを実現するため、⼥性特有の病気やライフステージの変化について、次代を担う⾼校⽣に正しく理解してもらうことを⽬的としています。

J-POWER主催「エコ×エネ体験プロジェクト」
「SDGsを知る→考える →どう使う?→なぜ使う?」

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講師:山藤 旅聞 先生

(新渡戸文化中学・高等学校教諭・統括校長補佐・高校教育デザイナー)

 

 

ゲスト講師に新渡戸文化中学・高等学校の山藤旅聞先生をお迎えし「SDGsを知る→考える→どう使う?→なぜ使う?」をテーマに、先生が実際に行った授業の紹介も織り交ぜながら、SDGsをどのように授業で取り扱うか考えるワークショップを行いました。

講演中はZoomのチャット機能を使って、気付いたことを自由に書き込んでいただくほか、ブレイクアウトルームを使用したグループ討議など、双方向のコミュニケーションを取り入れた実施となりました。

また、J-POWERからの情報提供では「地球温暖化問題を取り巻く状況とCO2ゼロエミッションに向けたJ-POWERの取り組み」についてご紹介いただきました。

最後に記念写真を撮影し、笑顔で終了となりました。あっという間の2時間で、2回目の開催を望む声が多く聞かれました。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。

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明けましておめでとうございます。

人生において大事なのは「旅・本・人」と多くの人が言います。しかし昨年は、3つのうちの“旅と人”で制約を受けた1年でした。その分いつもの年より多少読書の時間が取れたという方も多いのではないでしょうか。

さて、新型コロナウイルス感染拡大によって世界は大きく変貌しました。日本の社会も例外ではなく、特に子どもたちの教育の現場にも大きな変化の波が押し寄せているように感じます。令和の日本型学校教育の柱と目されるGIGAスクール構想の中で、一人1台タブレット端末の普及が始まっています。SDGsをテーマにした総合学習はますます盛んになります。デジタル教科書やICT教材を活用した授業の促進、“35人学級の導入”や、増え続ける先生方の負担を軽減する働き方改革も今年の大きなテーマです。

プラスエムは、学校と社会(企業や団体・地域社会)を結ぶジョイント役として、創業以来20年、企業や団体・地域社会が行う教育支援の取り組みをお手伝いすることで、先生方や子どもたちに寄り添う事業を展開してまいりました。そしてこの困難な時期にこそ、今まで以上にプラスエムが果たすべき役割は大きいのではないかと考えています。

プラスエムは昨年創立20周年を迎えました。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、特別な行事はできませんでしたが、21年目からの活動方針を決め、変化に対応するためにじっくり力を蓄える1年にしました。

そして2021年、プラスエムは新たな創立の年と位置付け、決意を新たに『学校と社会のジョイント役』としてお役に立ちたいと願っております。

本年もよろしくお願い申し上げます。

 株式会社プラスエム

代表取締役 長岡 稔