代表取締役就任のご挨拶

2024年5月をもって、代表取締役社長に就任しました、長岡駿介(ながおかしゅんすけ)です。プラスエムは小さい会社ながら、今年で25期目を迎えることができました。節目の年での就任ということで身が引き締まる思いでおります。数年前から入社し下積みをしておりますが、本当に素晴らしいお客様やパートナーの皆様、熱心な先生方に囲まれている幸運な会社だと感じています。会長をはじめ、これまでプラスエム社員が積み重ねてきた実績と信頼を損なわぬよう、精進してまいりますのでご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

さて、せっかくですので、少しだけ私の自己紹介をさせてください。私は経営学部を卒業して大手証券会社に入社、その後、当時30名程度のベンチャー企業に転職しました。そこでは、有り難いことに一般的な会社員では経験できないような様々なチャレンジをさせていただきました。海外での事業拡大や新規事業開発を担当していた時期が最も長く、シンガポールとイスラエルに駐在し計8年間を過ごしました。現地では拠点の立ち上げ、コストセンターにならぬよう収益を上げつつ、仲間とビジネスチャンスを探し、トライアンドエラーを繰り返す。いわゆる「ゼロイチ」を行ってきました。

当時、日本の名だたる企業は、海外のスタートアップと連携し技術開発やマーケット開拓を行う「オープンイノベーション」に力を入れていました。一見簡単に聞こえますが、他者と協力・連携するということは容易でありません。そもそも適切な相手が見つからない。連携相手との目的や役割、利益の折り合いがつかない。連携が決まったとしても、その後、担当者同士の馬が合わない、仕事の進め方や考え方の違いで混乱するなど課題が山積みでした。そんな領域で有望なスタートアップや技術探索の支援や、イノベーション活動用の業務管理システムの提供事業を行っていました。

私の経験は一見、プラスエムが対峙する「教育・学校」とは全く関係ないように見えますが、これからの学校教育は「社会に開かれた教育課程」をはじめ、オープンイノベーションが求められていくものと信じています。そこでは、微力ながら私の経験が活かせるのではないかと思っています。

恥ずかしながら”教育”については勉強中の身です。学べば学ぶほど、国家百年の計ともいわれる教育は奥深く、一朝一夕で語れるものではないことを痛感します。しかし教育や子供たちの秘める可能性と、それに関わることの責任は浅学の身であってもしっかりと感じています。これまで社内に蓄積している知識やノウハウ、長年プラスエムを支えてくれている社員・先生方から学ばせていただきながら、少し違った角度からのご提案など、私のこれまでの経験と知識をフル活用し、できることから挑戦していきたいと思っています。どうか暖かく見守っていただければ幸いです。

代表取締役社長
長岡 駿介

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