<実施報告>経済産業省松原ななみ氏ご登壇/第7回中学校教員対象キャリア教育オンラインセミナー

2025年8月5日(火)、第7回「キャリア教育オンラインセミナー」を開催しました。
今回は、経済産業省 経済産業政策局 産業人材課の松原ななみ氏を講師にお迎えし「これからの社会に求められる人材とは?」をテーマに、2040年を見据えた産業構造の変化や、教育現場におけるキャリア教育の可能性についてお話しいただきました。

セミナーのポイント

  • 自律的に学び続ける力の重要性
    変化の激しい社会を生きる子どもたちには、自分の興味や関心を見つけ、必要なスキルを主体的に学び続ける力が求められることを解説いただきました。DX時代においては、この力がますます重要になります。
  • 中学校段階での探究的学び
    理数系科目を社会の課題と結び付けながら学ぶことで、生徒の関心が高まり、進路選択の幅が広がることをご紹介いただきました。早い段階で「学び」と「社会」をつなぐ体験を持つことの重要性が強調されました。
  • 文理を超えたスキル獲得の必要性
    AIやDXの進展により、文理を問わずデジタルリテラシーや課題解決力を備えた人材が求められることが示されました。現場でどのように指導に取り入れていくかの視点も共有されました。
  • 学校現場での実践ヒント
    「私の発見プログラム」をはじめとするデジタルコンテンツを通じた学習展開の可能性が紹介されました。

講演後の質疑応答では、進路指導や探究学習の方法、理系分野への興味を引き出す工夫など、教育現場で役立つ内容が取り上げられました。

詳細な講演内容や質疑応答、教育現場での活用事例は、以下のリンクからご覧いただけます。

受講した先生の感想

  • 経済産業省の方のお話を聞く機会はなかなかないため、良い機会となりました。今後の教育活動のベースとして心に留め、生徒たちに伝えていきたいと思いました。 
  • 中学生の段階でどのようなキャリア形成への刺激が必要かについて、経済産業省の視点から分かりやすく説明いただき、経済産業省と文部科学省の連携が求められる時代にあることは、大変にうれしく感じました。 
  • 単なるアンケート結果の提示にとどまらず、将来的に社会で求められる人材やモノについて、具体的な視点からわかりやすくご説明いただきました。中学校での学習と将来の職業との関連性を生徒にわかりやすく伝えるとともに、企業の取り組みなども紹介していきたいと思いました
  • これからの社会がどのように変化していくのか、産業界の視点から学ぶことができました。どのような人材が求められているのか、より具体的にイメージすることができました

▼関連リンク
私の行き方発見プログラム(パナソニック主催/中学生向けキャリア教育プログラム)
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/career.html

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